モノからコトへ、コトからヒトへ。消費傾向は年代・個人によって変化・多様化しており、富裕層の中には「出会い」と「体験」への投資を惜しまない方も多くいらっしゃいます。そんな方にぜひ知っていただきたいクレジットカードが、『ラグジュアリーカード』の最上位カード『Mastercard® Black Diamond』です。今回は前編に続き、アクティブな若年層の富裕層に支持されているクレジットカード『ラグジュアリーカード』を展開するBlack Card Ⅰ株式会社の営業統括本部長・斎藤裕輔氏にお話を伺いました。

↓前編をまだみていない人はコチラから↓

インタビュイー:Black Card Ⅰ株式会社の営業統括本部長 斎藤裕輔氏

ラグジュアリーカード公式サイト

https://www.luxurycard.co.jp/

インタビュアー:経営者のゴーストライター 中島宏明

ホテル時代から多かった富裕層との出会い

――斎藤さんは現職の前も外資系クレジットカード会社で富裕層の方々をお客様としており、その前もラグジュアリーホテルでお仕事をされていたので、累計で日本一と言っても良いほど富裕層の方々と接してきたのではないでしょうか?

斎藤裕輔氏(以下、斎藤氏):学生時代からホテルマンで、東京などの新規開業のラグジュアリーホテルで幹部候補として勤務し、フラッグシップである香港やバンコクの拠点などでも経験を積むことができました。国内外5都市の外資系ラグジュアリーホテルで15年の経験を経て、その後は外資系クレジットカード会社で法人営業をしていましたから、富裕層・超富裕層の方々を間近で多く見てきたという自負はございます。

ホテル時代もそうでしたが、今でもあらゆる業界・業種の経営者の方々と接する機会をいただいており、毎日がとても良い学びの機会にもなっております。現職になってからは、一層アクティブな経営者の方々とお会いできる機会に恵まれ、本当にありがたいことです。

特にここ数年で営業メンバーも増え、マネジメントにも注力するようになりました。お客様が経営者の方々ですから、日々お話しさせていただく中でマネジメントのヒントをいただくこともあり、感謝に堪えません。

今、富裕層が積極的にお金を使っている対象

――ラグジュアリーカードの会員である若い世代の富裕層は、今どんなことにお金を使っているのでしょうか?

斎藤氏:2022年に利用金額が多かったカテゴリーTOP10は以下のとおりです。

出典:利用総額が過去最高額を更新!人々の意識が外側に向き消費も本格起動を感じさせるアクティブな動きカード納税が大幅伸長、2年で約15倍にラグジュアリーカード、2022年新富裕層の消費動向を発表|Black Card Ⅰ 株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)

コロナが落ち着いたこともあり、2021年は17位だった鉄道がTOP10入りしています。「エアライン」は昨対比204%と伸び、国内・海外旅行の利用の回復、また出張が増えたことが考えられます。

他にも、「映画、演劇」が昨対比324%と大幅な伸びを見せ、「レストラン、飲食店」は昨対比138%、「バー、ナイトクラブ」は昨対比144%の伸びです。いずれも、経済活動が活発化したことが伺えると思います。

なお、「税金」の利用も昨対比294%と引き続き伸びています。2022年もキャッシュレスの波でカード納税が進むでしょう。ラグジュアリーカードは納税でもポイントが通常のショッピング同様に貯まりますので、ぜひご利用いただきたいですね。

※データはラグジュアリーカード調べ

まだまだ知られていないキャッシュレス納税

――前編で、経営者層がラグジュアリーカードを利用するきっかけとして、法人カードでのキャッシュレス納税に関心を持つことが挙げられると仰っていましたが、まだまだクレジットカードでのキャッシュレス納税は広まっていないのでしょうか?

斎藤氏:まだまだご存知でない経営者の方もいらっしゃいます。キャッシュレス納税は2017年から可能になったのですが、当時は「オンラインで納税ができること」くらいしかメリットがありませんでした。

また、「決済手数料がかかる」「限度額があって納税できない」「顧問税理士にやり方を聞けない」など、デメリットや課題の方が大きかったとも言えます。

弊社では、「決済手数料以上にポイントが還元される」「限度額は、事前入金サービスによって約1億円まで可能」「担当者がオンライン等でキャッシュレス納税をサポート」など、デメリットや課題を一つひとつ解消できるよう努めてまいりました。それが口コミで徐々に広がり、高額な納税を毎年されている経営者の方々にご愛用いただくことに繋がったのだと思います。

ビジネスチャンスを創出するクレジットカードに進化

――では最後に、今後のビジョンについてもぜひ教えてください。

斎藤氏:これまでも「ソーシャルアワー」という会員様が一堂に会するイベントを開催してきたのですが、今後は会員様自らが発起人となるオンラインコミュニティも運営し、情報交換ができる場を提供します。もちろん、オンラインだけでなくリアルでも交流することもでき、会員様同士のビジネスチャンスを創出することを目指してまいります。

世の中に経営者交流会・異業種交流会はたくさんありますが、ラグジュアリーカードにしかできない空間と時間を提供することで、唯一無二のコミュニティになると考えております。ホテル時代の経験を活かせる部分もありますし、ビジネスチャンスの創出という貴重な機会に携わることができるのは、私自身もとても楽しみです。

何年後かに、「あのときに、あの出会いがなかったら今の自社(自分)はない」と会員様から仰っていただけるような、最高の出会いと体験価値の提供を目指しております。

その一環として、オンラインコミュニティ『LC Circle』をローンチしました。『LC Circle』は、ラグジュアリーカード会員様だけが入会できるエクスクルーシブなコミュニティです。

また、前述のとおり「LCオーナーズコミュニティ」という会員様同士のビジネス機会を循環・創出するサービスを提供してまいりましたが、これは新たに「LCマーケットプレイス」として生まれ変わります。自社サービスへの想いや実際に利用した会員様のインタビューなども掲載可能になり、より一層サービスの魅力を伝えることができるようになります。2023年夏頃にはこちらもローンチできる予定です。

弊社の競合となるようなクレジットカードもありますが、“業界初”“世界初”のサービスを提供できれば、競合は存在しません。唯一無二の存在になることが重要であり、革新的でユニークな取り組みを今後も続けてまいりますので、ぜひ期待してお待ちいただければと思います。

この記事を書いた人

WMJ編集部

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